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伝統釣法、手ビシで鯵を狙う!

皆さん、はじめまして。まるまつ海の研究所(仮)です!

このブログでは、大津港エリアの旬のターゲットを狙い、様々な釣法を考え提案しながら、

お客様と共に、安全で楽しいボートライフを送れるよう情報を研究・発信していきます。

大津港エリアで狙える魚種は、鯵、鯖、真鯛、黒鯛、平目、鰤、太刀魚、眼張、笠子、

白鱚、穴子、鱸、鰆、真鯒、石持、鰈、魴鮄、アンカー、130号ビシ。。。

この前、従業員が中乗りでビシ釣ってましたね(笑)

※まるまつ丸のアンカーやビシが釣れたら持ってきてください

ボートや道具に関する小ネタも含みながら、不定期更新していきますので、

お時間のある方は、ぜひ覗いてみてください。

よろしくお願いします!

そして、記念すべき第一回目のテーマはこちら!

「伝統釣法、手ビシで鯵を狙う!」

さて、知っているような知らないような言葉“手ビシ”。

勘の良い方はお気づきかもしれませんが、「手釣り」+「ビシ(錘のついたコマセカゴ」を

合わせた言葉です。

それでは、まずリールを見てみましょう。

はい、でました。

40年ほど前に現役を退き、倉庫の奥深くで熟成されていた逸品らしく、

人工では醸し出すことのできない(腐っ●)エイジングが施されてます。

そして、今で言うギア比は、驚きの2:1、一回の糸巻き量46cmのエクストラローギア(笑)

この手巻き、タコ釣りのイメージがありますが、どうやら大津地域では三浦方面で漁師が

鯖を獲るために、手返しを重視して開発されたもので鯵を釣ったことが始まりだとと耳にしました。

※諸説ありますので詳しい方は、ぜひお教えください



続いては竿。

もはやお察しの通り、釣り人自身の指が竿になり、センサーです。冬どうすんのよ。


そして、最後は仕掛け。

前途の通り、まるまつ丸の乗合船でも活用され、大津の海にたくさん奉納(?)されている

130号のビシ。

ビシから先は天秤、ハリス2号の3本針市販の鯵仕掛けとなっております。


最後に大切な餌類。

ボートに出るお客様の8割はアミコマセ、残り2割のお客様はイワシミンチで出船されますが、私の持論としては、鯵を狙うなら「イワシミンチ」がオススメです。

きっと、鯵やその他の魚たちからすれば、イワシミンチもアミコマセもどちらもご馳走であるのに変わりないと思われますが、イワシミンチの本当の狙いは「集魚効果+煙幕」。


経験則から波止で釣れる鯵は、アミコマセだろうとサビキだろうと、魚さえいれば鈴なりに

かかってくる印象がありますが、実は鯵ってとても臆病な魚だと思うんです、だから煙幕なんです。


※人が食べても魚が餌として捕食しても美味しい魚だから当然ですよね


海中で煙幕を起こすことによって警戒心を弱め、結果的に釣果に繋がるんだと思います。

ボート用のイワシミンチも販売しておりますので、気になる方はアミコマセと比較して

釣果をお教えください!


最後に付け餌。

鯵釣りの定番餌であり、イワシミンチと相性の良い赤短。

イカを1cm四方にカットしたものに、食赤で色付けした餌です。

手がぬるっとしたり、オイニーすることはありませんが、爪と指の間が赤く染まるので、

気になる方は適宜手を洗ってください(笑)

ふと手や船底を見ると、やっちまったのかと勘違いします。。



このセットで海に向けて出発したいと思います!




【次回予告】

伝統釣法、手ビシで鯵を釣る!実釣編

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