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秋なのに猛暑日が続く近頃を凌ぐクーラー実験

みなさん、おはようございます。まるまつ海の研究所(仮)です!


第三回目となる記事は、小ネタから、

「秋なのに猛暑日が続く近頃を凌ぐクーラー実験」です。(ながい汗)


9月といえば「秋」なのに、残暑が厳しく、猛暑日があったり台風が来たり、、中々天気が安定しない日が続いている印象があります。

ボートで沖に出ると、風が吹いているので涼しく感じることがありますが、沖上がりしてきたみなさんはいい感じに焼けてますよね!


そして、みなさん帰港後の第一声、「あっつ」と言われてました(笑)

ボートを漕いで(北風だと筋トレして)体が熱くなり、昼間の太陽の熱を吸収した港の地面も熱々、それはそれは暑いですよね。


ボートに積まれた荷物も同じように太陽の熱をダイレクトに受けているので熱いはず。

今回は、みなさんの大切な釣魚を少しでも美味しく食べて頂くためにクーラーボックスに関するプチ実験をしてみたいと思います。


余談ですが、サムネ画像は我が家の研究室。

研究室と言っても、仕掛けやルアーを作ったり、道具を改造したり、バラバラにして壊したり笑


釣り業界も最近はお金をかけずにできるDIYがブーム。

そんなDIY好きも苦手な人も、簡単にできる方法で試してみたいと思います。


それではご覧ください!

 

気温が高い時、氷をクーラーボックスに入れていても、帰港時にはぬるーい水になっていることはありませんか?

氷の種類はブロック氷、カチ割り氷、ペットボトル氷など様々ありますが、食べ物を出し入れしたり、魚を入れたりしている間に、気付いたらキンキンに冷えていないってことがあるかと思います。


そこで今回の実験は、クーラーボックス内の温度を少しでも下げる方法。

色々なメディアで掲載され気になっていた方法があるのですが、数値的に実証をされているネタが見当たらなかった(見落としてるだけかも、というか自分で検証してみたい)ので実験してみたいと思います。


使うのはこれ。

保温じゃなく遮熱したいんですけどね!笑

本当はホームセンターやプロ用の店舗で売られている遮熱剤を使用した方が良いのでしょうが、釣果同様、お金をかければ良い訳ではありません(と言い聞かせます)

百均のレジャーコーナーで売っていたもので、このシルバー部分のアルミでクーラーボックスに直射する太陽光を遮光して、庫内の温度がどれくらい下がるのか。。


同じ型のクーラーボックスがないので、今回は発泡スチロールで実験してみます。

店にあった可愛らしいみょうがの発泡スチロール2つを使用して、同じ時間太陽の元にさらします。


また、発泡スチロールが地熱を吸収するのを防ぐために、ボートの底板を敷き、

風に飛ばされないよう、大津名物のコンクリートアンカーを収納。

そのままの発砲スチロールと保温(遮熱)シートを貼った発砲スチロールを炎天下の元、3時間放置してみます。

・・・


3時間後!


それでは温度計を使って計測してみましょう。

計測方法は、各発泡スチロールに温度計を入れて5分程度庫内の温度に馴染ませてから計測したいと思います。


それでは遮熱なしの方。

ちょっと見えにくいですが、41°です!


続いて、保温(遮熱)シートありの方。

38°!!


微差かもしれませんが、一応 −3°と百均で購入した保温シートを1枚貼るだけでも効果があることが判明しました。

3°違えば、氷が溶けてしまうのも少しは遅らせられるかもしれません。

しかし、謎なのは湿度。あるなしで全然違う。アンカーに含まれた水分や気温変化など様々な要因があるとは思いますが、ここまで違うとは何故なんでしょう。。

 

今回は、釣りを快適にするプチ実験小ネタをお届けしました。

計測方法や条件など、本格的な実験でないものの、若干の効果があることがわかりましたので気になる方は、ぜひ試してみてください。

実験で使った保温シートの残りがありますので、店にお声がけ頂ければ差し上げます!


いつか本格的に温度差の検証や、庫内の温度差がもたらす釣魚への影響、味の変化など科学的に検証してお届けできるといいなぁと考えております。


とはいえ、まだ暑い日が続くのでボート乗船時の防暑対策、庫内の保冷対策など、残暑を乗り切って快適なボートライフを送りましょう!



【次回予告】

太刀魚、一本勝負!

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